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印刷のしくみ

 

平版オフセット印刷とは?

 

現在、日本で最も多く行われている印刷方法で、弊社でもこの方法を採用しています。
非常に鮮明に印刷できるだけでなく、高速・大量に印刷できるのが特徴です。

 

平版オフセット印刷には、アルミ製の板に感光剤が塗られた「PS版」と呼ばれる平らな版を用います。凹凸ではなく、水が油をはじく原理を利用して、版の印字する部分だけに油性のインキが乗るように作られています。

 

また、「オフセット」とは、「転写」という意味で、版に乗ったインキは、一度「ブランケット」と呼ばれるゴム製の筒に転写された後、改めて紙に転写されます。これにより版と紙が直接触れ合わないため、版の摩耗が少なく、大量の印刷に耐えることができるのです。

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4色オフセット印刷機。4つの版をセットし、一度に4色の印刷をすることができます。

 

PS版が現像機から排出される様子。1色ごとに別の版を出す必要があります。

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どうやって色を表現しているの?

 

一般的なカラー印刷は、「プロセスカラー」と呼ばれる4つの色の掛け合わせによって、全ての色を表現しています。

 

印刷物をルーペなどで拡大して見てみると、非常に細かい点によって構成されているのが見て取れると思います。また、紙面上に沢山の色が使われていても、一つ一つの点を見ると青、赤、黄、黒の4つの原色であることもお分かりいただけるでしょう。

 

絵の具を混ぜ合わせて、様々な色を作った経験は皆さんお持ちだと思いますが、印刷の場合は、実際にインキを混ぜ合わせているわけではなく、細かい原色の点を掛け合わせることで、それらが「混ざって見える」ようにしているのです。

 

この小さな点は、「網点」と呼ばれています。
印刷の場合、インキ自体で濃淡を表現することはできません。そのため、この網点の大きさによって濃淡を表現しているのです。

 

網点が大きくなるにしたがってその色面は濃く見え、小さくなるにしたがって薄く見えるようになります。
また、面積あたりの網点の数が多くなるほど、きめ細かな印刷が可能になります。

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印刷の色とモニターの色はどう違うの?

 

例え同じ(ように見える)「青」であっても、インキによって表現された紙面上の「青」と、光によって表現されたモニター上の「青」では、全く違う発色の原理が用いられています。

 

前者は、C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)の「色材の3原色」によって様々な色を表現する「減法混色」であるのに対し、後者はR(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)の「光の3原色」によって様々な色を表現する「加法混色」なのです。

 

この2つでは、表現できる色域が異なります。
「光の3原色」を用いる「加法混色」の方が、より広い色域を持っているのです。

 

ですから、モニター上に表示される全ての色を、プロセスカラー印刷で再現することは、原理的に不可能である、ということになります。

 

現在の印刷では、モニター上で作成されたデータを印刷にかけることが殆どですので、この両者の発色の違いの差に、特に注意する必要があるのです。

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減法混色/色材の3原色

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このCMYに、K(ブラック)を加えた4色が、いわゆる「プロセスカラー」で、カラー印刷で基本的に用いられる色です。

この4色で表現できない色(金・銀・蛍光色など)を印刷したい場合は、「特色」として、その色用に版数を増やして印刷します。

 

加法混色/光の3原色

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テレビやパソコンのモニターで使われている発色原理です。全て100パーセントで混合されることで白色になります。

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